縞枯山へ雪山トレッキング

3/10北八ケ岳・縞枯山トレッキングのツアーレポート/

雨が降ってしまったため、雪面が固くなってしまいましたが、山に登れればいい、というご希望で登ってきました縞枯山。

雪は固くなってしまいましたが、天気が良かったので眺めは最高でした。

北八ケ岳ロープウェイの山頂駅から出発。
いつもはここが一番寒いのですが、ほぼ無風というありがたい条件でした。

途中の枯れ木地帯から北アルプスが見えていました。
雲海に浮かぶ名峰たちが見事です。
雨で雪がすっかり減ってしまい、笹が出ていますが、この天気ですから気にしないで行きましょう!

ダケカンバ。
樹皮の色が青空に映えてきれいです。
ダケカンバの向こうに見えているのが南八ケ岳の山並みです。


この景色ですから登りも頑張れます。
後ろに見えているのは中央アルプスです。
ここまで上がってくるとさすがに雪も増えてきます。
前日に少し雪が降ってくれたので、樹々の枝に乗っている新雪がきれいです。

さあ、あと一息です。
すぐ後ろに見えているのが茶臼山。
そしてその後ろには南八ケ岳、右側は南アルプスの山々です。
MSRの山岳用スノーシューなので、固い雪面をしっかりと捉えてくれるので楽です。

ザックを置いて、縞枯山展望台を目指します。
といってもほんの5分ほど。
雲海の真ん中に見えているのは御嶽山ですね。

そして展望台。
南八ケ岳をバックに1枚。

そして標柱でも1枚。
後ろには浅間連峰が見えています。

素晴らしい眺望を楽しんだらランチタイム。
とにかく天気が良くて眩しいので、今日は日除けとしてシェルターを張りました。
外気温は0℃くらいなので厳冬期に比べれば温かいですが、それでもじっとしていると冷えてくるのでシェルターはありがたいのです。

ランチの後はハンモックタイム。
青空を眺めながらハンモックに揺られるのはとても心地よいです。
癒しのひと時ですね。

ゆっくりとランチタイムを楽しんだ後は縞枯山の稜線歩きです。
樹林帯あり、眺望のいい所ありの、とても変化のある稜線がこの山の魅力です。

そしてダウンヒル。
さすがに雪面が固くてフカフカの雪は楽しめませんが、美しい原生林の中を歩くのは心地よいものです。

雨で所々雪が緩みすぎてズボッと落ちてしまうことも。

木漏れ日も春の明るさですね。

縞枯山荘の前まで下りてきました。
一面の雪原だったのがすっかり笹原となっていました。

時間に余裕があったので坪庭周遊。
荒涼とした溶岩台地の広がりが魅力の場所です。
後ろに見えているのが雨池山。シラビソの木が縞状に枯れる、縞枯現象がよくわかりますね。

つい先日まではほぼ一面の雪原だったのですが、溶岩が露出しています。
それでも、この風景には圧倒されます。

そして山頂駅に戻ってきました。
1日中素晴らしい天気に恵まれ、雪山トレッキングを楽しんでいただきました。
ご参加ありがとうございました。

新雪を歩くスノーシューの楽しさは体験するのは難しくなってしまいましたが、雪山に登ることを目的にされるのでしたらまだ楽しめます!

ツアーの詳細はこちらです。

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