読図でさらに登山を楽しく!

登山用の地形図を見て、現在地や進む方角を特定する技術が「読図」。
本などで勉強しようとしてもなかなかマスターしにくい技術です。
でも、登山中の遭難事故で最も多いと言われている「道迷い」を防止する大切な技術でもあり、
また読図ができることでさらに登山が楽しくなる魅力的な技術でもあります。
この冬にスノーシューツアーにご参加いただいた方からのご依頼で読図講習を開催しました。
天気は雨。
そのおかげでキャンセルもありましたが、こんな日こそ読図の大切さがわかります!

まずは清里のキープファームショップにて机上講習。

資料を見ながら地形図上の尾根と沢の区別をしていただきます。
これがわからないと、現場に行ってもチンプンカンプンです。


今回のフィールドは須玉町の里山。
登山道のない森を、地形図を頼りに歩き、とあるピークを目指しました。
 雨が降り、見通しが利かないと人間の感覚も鈍ってきます。
そんな時ほど地形図をよく見て、自信がなければコンパスを使って現在地や進む方向を確認します。
登りは沢、下りは尾根を歩く周回ルートを使いました。
その理由はどちらも迷いやすい「ワナ」があるからです。
そのポイントを説明し、実際に体験してもらいながら歩いていただきました。
少し慣れてくると読図の楽しさにハマってきます。
自然に笑顔がこぼれてきます!


地形図とベースプレート付きのコンパス。
このシンプルな道具で、GPSなどなくても現在地がわかります。

ランチは名もない雑木林のピークにて。
雨が降っていましたがツェルトを張れば中は暖かく、のんびりと1時間ほどランチタイムを楽しみました。


下山後は雰囲気のいい「カフェ明治学校」でふりかえり。
地形図を広げてさっきまで歩いたルートを思い出します。
しっかりと読図の楽しさを体験していただきました!
読図講習の詳細はこちら!
お気軽にお問い合わせください。


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